04.09
【ビッグシルエット】SPU スプ的メンズファッション用語集
ビッグシルエット
ビッグシルエットとは?
大きいシルエットのこと。
ゆったりしたサイズなので、体のラインが出にくいというメリットがある。
また、ゆるい雰囲気が出るので、柔らかく優しい印象を与えることもある。
が、それはレディースの場合に多い。
メンズだと着こなし次第では着ている本人を大きく見せることになるので、下手すると威圧感を与えることになる。
なので、体型がごまかせるのでビッグシルエット着とけばいいやってなるとオシャレとは程遠くなるので要注意。
また、ビッグシルエットとニコイチで語られることが多い単語に「オーバーサイズ」がある。
これはそのまんまの意味で、あえて大きいサイズを着ること。
たとえば普段MサイズのTシャツを着ているのに、あえてLサイズ、もしくはLLサイズを着てみること。
そうすると自ずとビッグシルエットになるので、両者はとても似ている。
しかし、ビッグシルエットとオーバーサイズには大きな違いがある。
それは、
- ビッグシルエット=最初から大きくゆったりしたパターンで作られている。
- オーバーサイズ=ビッグシルエットとして計算して作られていない。
つまり、ビッグシルエットは普段どおりMサイズを選べばすでにビッグシルエットで作られているので、着こなしがかんたん。
対して、オーバーサイズはサイズを「あえて」大きくするので、身幅はビッグシルエットになっても、肩幅、着丈が大きすぎてなんだか変なことになる。
ビッグシルエットにはドロップショルダーといって、肩のラインを大きくしているメンズ服もあるが、それはきちんと計算されているので袖丈も肩を落としたぶん、ちょうどよいしっくりくる長さになっている。
オーバーサイズでも半袖のTシャツやカットソー、トレーナーやスウェットくらいなら多少袖が長くてもギリいけるかもしれないが、アウターとして着るジャケット、特にテーラードジャケットは難しい。
あえてオーバーサイズとして大きめのテーラードジャケットを着たはいいが、袖丈が長すぎて手の指まで隠れてしまってはさすがにださい。
ただでさえゆるいイメージのあるビッグシルエットなのに、だらしなさが全面に出てしまう。
なので、大きめサイズを選ぶ必要のないようにきちんとビッグシルエットとして作られたメンズ服がおすすめ。
袖丈以外にも、着丈が長いとだらしなくなってしまうので、うまくきれいめにコーデできる「身幅は大きいけど、着丈はちょい大きいくらい」がいい。
いまや定番となったビッグシルエットなので、うまく取り入れるとオシャレ度が格段に上がる。
SPU スプがご紹介するビッグシルエットのメンズ服であれば安心してキレイめスタイルで着こなすことができる。