【フリース】SPU スプ的メンズファッション用語集

2019
11.29

フリース

フリースとは？

起毛した素材のこと。

さわるとざらざらしており、アウトドア系のメンズ服によく使用されるが、やはりユニクロのフリースジャケットが有名。

英語のfleece本来の意味では、羊毛を刈り取ったものという意味もあるらしいが、世の中に流通するフリースの素材は、ポリエステル、もしくはナイロン、たまにコットン、である。

フリース素材の特徴は、クオリティの高いフリースだと触れると柔らかくて気持ちいい。
クオリティの低いフリースだと触れると固くてゴワゴワする。

フリースのメリットは軽くて暖かく通気性もよいでの、とても着やすい。
デメリットは通気性が良いぶん、風が吹くと寒い。
起毛している生地の間から冷気が入ってくる感覚。

なので、フリースジャケットをインナーとして着用し、その上にアウターとして、ゴアテックスのシェルジャケットやパーカーなどを羽織ると防寒と快適さが完璧になる。

また、デメリットを補うために、裏地を貼ったりしてアウターとしての着用が可能なフリースジャケットも多く出ている。

ボアとよく比較されることが多く、ボアフリースとかいったどっちなんだというネーミングのメンズ服もよく見かける。

素材としては、ボアの方が毛足が長く、フリースの方が毛足が短い、といった特徴がある。

【ボア】SPU スプ的メンズファッション用語集

また、肌触り柔らかな特徴を活かして、フリースは裏地として使われることも多い。
その際ポリエステルなナイロンではなく、コットンを使うと綿の柔らかさと相まって、さらに気持ちいい。

フリースは素材なので、フリースジャケット、フリースパンツ、フリースシャツ、フリースベストなど、アイテムは多岐にわたる。
が、一番メジャーなのはやはりジャケット。

モコモコ感やふんわり感が特徴なので、フリースジャケットには黒スキニーのパンツや濃い色のパンツをコーデしたほうが、メリハリついておすすめ。

もしくは裏地のフリースの良さを体感できるスウエットがおすすめ。
いずれにしても、秋冬の定番素材なので、ぜひスタイリングに取り入れてほしい。