2019
05.09
05.09
【ワッフル】SPU スプ的メンズファッション用語集
ワッフル
ワッフルとは?
服の生地のこと。
触るとボコボコしており、表面が凸凹になっているのが特徴の織物。
ワッフルの由来はその名通り、食べ物のワッフルのような見た目から。
ツルッとしたサテン地とは異なり立体感がある。
メンズファッションでは襟付きのシャツやワイシャツでワッフル素材が使わることはあまりなく、Tシャツやカットソーでよく使われる。
ワッフル素材の大きなメリットは2つ。
- デコボコしているので肌に直接触れる部分が少なく、春夏の暑い季節にはベタつかず快適
- デコボコしているので体温から発熱した暖かい空気を空洞に保つことができ、秋冬の寒い季節にはあったかい
つまり、年中使える優秀な素材ということ。
クールマックスやゴアテックスといった機能性素材が開発される前から存在する先人の知恵が作った素材でもある。
ワッフルと混同されがちなのが、サーマルという言葉。
サーマル素材と言われることもあるが、サーマルとは英語で「熱」とか「保温の」といった意味。
水筒で有名なサーモスも同じ語源。
つまり、サーマルは服の種類のことで、ワッフルは生地素材そのもののことを指す。
ワッフルの他に凸凹素材といえば、ハニカムといった生地もある。
ハニカムとは「蜂の巣模様」の意味なので、こちらもワッフル同様、凸凹しているのが特徴。
なので、
- サーマル
- ワッフル
- ハニカム
- その他凸凹した生地
サーマルという服の種類のなか似、ワッフル生地、ハニカム生地という服の生地がある、という概念。
あったかいイメージのあるワッフル生地の服だが、上記のように肌に触れる部分が少ないので、夏の暑い季節にも対応できる素材。
暑がりなメンズ、寒がりなメンズ、それぞれにおすすめしたい生地である。