2018
01.05

【YouTube】意外と知らない!?冬の定番ダウンジャケットの基本から着こなし方徹底解説!!

メンズファッション コラム

 

ヒロ

みなさんこんにちは!
SPUチャンネルです!
 
本日は、冬の定番アウターの中からダウンジャケットにフォーカスして、ダウンジャケットの基本から着こなす際のポイントまでをご紹介させて頂きます!

ユウゴ

よろしくお願いします!

ヒロ

ダウンジャケットとは、下の画像のような中綿にダウンが使用された生地で作られたジャケットのことを指しており、特徴としましては、アウトドアがベースにあるアイテムということもあり、保温性が高い点軽やかでアクティブに着て頂ける点などが挙げられます!
 

 
また、見た目としましては、ふわっと丸みのあるデザインでボリューム感があり、カジュアルな印象が強い点などが挙げられます!

ユウゴ

確かにダウンジャケットは機能性が高いイメージがありますよね!
 
そういえば一つ気になったんですけど、ダウンジャケットの中綿によく使用される「ダウン」「フェザー」ってそれぞれどういうものなんですか?

ヒロ

お、良い質問ですね!
 
意外と知らない方もおられるかと思いますので、簡単にご説明させて頂きますね!
 
まずダウンジャケットの主役である「ダウン」の説明ですが、こちらは水鳥の胸の部分に生えているフワフワとしたワタのような羽のことを指しています。
 
一方「フェザー」は、水鳥の翼部分などの体を覆う羽のことを指しており、実は「ダウン」と「フェザー」は同じ水鳥からとれる羽毛なんです!
 

ユウゴ

生えている場所が違うだけで両方とも羽毛だったんですね!
 
「ダウン」と「フェザー」の違いは分かったんですけど、具体的な性質の違いってどういうものがあるんですか?

ヒロ

基本的には空気を内包しやすい「ダウン」の方が、「フェザー」よりも軽さがあり、尚且つ保温性が優れていると言われています。
 
ですので、ダウンジャケットを選ぶ際の指標の一つとして「ダウン」と「フェザー」の混紡率にも注目してみると良いかもしれませんね!

ユウゴ

なるほど!
 
ということはダウン100%が1番良いってことですか?

ヒロ

いや、実はそうとも言い切れません!
 
確かにフェザーに比べダウンの方が保温性が高いので、そう思われる方も多いかと思いますが、ダウンの性質上、ダウン100%ですと潰れたときに復元する力が弱いため、型崩れしやすかったり、潰れてしまうことで内包される空気の量が減少し、せっかくの保温力が半減してしまう恐れがあるんです。
 
ですので、羽自体の強度がダウンよりもあるフェザーを混ぜることで、型崩れを防止できたり、潰れてしまったダウンに復元する力を与えることができ、保温力を維持することができるんです!

ユウゴ

なるほど~
 
あまり意識していなかった点だったのでとても参考になりました!
 
ちなみになんですが、その「ダウン」と「フェザー」の理想的な混紡率ってあるんですか?

ヒロ

一般的には「ダウン70%:フェザー30%」~「ダウン90%:フェザー10%」の間での混紡率が理想的と言われています。
 
さらにその中でも、ダウンの割合が高くなるほどより高品質になるとも言われていますね!
 
また、補足説明として、ダウンの中にもさらにフィルパワー(空気包含力)というものがあります。
 
下の画像のように同じグラム数のダウンを並べたとき、フィルパワー(空気包含力)が低いダウンに比べ、フィルパワー(空気包含力)が高いダウンは内包する空気の量が多くなるため、よりボリュームを出すことができます。
 

目次

出典:http://nikoniko-2525.com/eddie-bauer-downvest/

 
このように、内包する空気の量が多いフィルパワー(空気包含力)が高いダウンを使用することで、より保温力を高めることができたり、少量でもボリュームを出すことができるので、中綿に入れるダウンを減らすことができ、軽やで着心地の良いダウンジャケットを作ることができるんですね。

ユウゴ

ダウンジャケットの中綿一つとっても色々あるんですね!

ヒロ

そうなんです!
 
かなり奥深いアイテムだと思いますので、気になった方は色々調べてみると面白いかもしれませんね!
 
それでは、ダウンジャケットの簡単な説明はこの辺りで一旦終了とさせて頂きまして、ここからはダウンジャケットを着こなす際のポイントをご紹介していきたいと思います!

ユウゴ

よろしくお願いします!

ヒロ

今回は、失敗しないダウンジャケットの着こなしポイントとして、大きく3つのポイントをご用意させて頂きました!
 
まず1つ目のポイント、それはYラインシルエットを意識することです。
 

 
ダウン特有のふわっと丸みのあるデザインが特徴のダウンジャケットは、どうしても上半身にボリュームが出てしまいますので、そういった場合は、上半身ゆったり、下半身細めのYラインシルエットを意識してコーディネートを組んで頂くことで、スマートでバランスの取れたコーディネートに仕上げることができます!
 

ユウゴ

なるほど!
 
この「Yラインシルエットを意識する」ポイントは、アウターを着ることで上半身にボリュームが出てしまう冬場の季節の必須事項かもしれないですね(笑)

ヒロ

そうですね(笑)
 
もちろんその他のシルエットでも合わせ方次第でお洒落なコーディネートを組むことができると思いますが、まずは安定感のある「Yラインシルエット」から挑戦して頂く方が、失敗も少なくコーディネートを組んで頂けるかと思います!

ユウゴ

ダウンジャケットを着ることで上半身にボリュームが出てしまう分、細身のパンツを穿くだけで「Yラインシルエット」が自然に作れると思うので、そういった簡単さも魅了ですよね!

ヒロ

そうですね!
 
続いて2つ目のポイントは、キレイめを意識することです!
 
ダウンジャケットは元々カジュアル要素が強いアイテムですので、さらにそこにカジュアル要素が強いアイテムを合わせてしまうと、野暮ったくなってしまったり、子供っぽ印象を与えてしまう恐れがあります。
 
ですので、下の画像のように、合わせるアイテムはモノトーンで、尚且つスッキリとした印象のアイテムを選んで頂き、キレイめを意識して頂くことで、キレイとカジュアルのバランスがとれた、スマートで大人っぽいコーディネートを組めるかと思います!
 

ユウゴ

確かにモノトーンを意識すれば、下の画像のように色味のあるダウンジャケットや、難易度が高い色味のダウンジャケットも簡単に着こなせそうですしね!
 

ヒロ

そうですね!
 
では最後3つ目のポイント。
 
それは、ジャストサイズを選ぶことです!
 
最近は、あえてビックシルエットのアウターを選ぶことも流行っていたりしますが、ダウンジャケットに関してはジャストサイズの物を選んで頂くことをオススメします!
 
もともと丸みがありボリューム感のあるシルエットが特徴のダウンジャケットは、アウターの中でも特にカジュアル要素の強いアイテムになりますので、そこにさらに、大き目のシルエットを選んでしまうと一気に締まりのない印象になってしまいます。
 
さらに防寒の面でも、隙間が空いてしまうことで折角の保温性を台無しにしてしまいますので、ニットなどのインナーを着た状態で、ジャストサイズの物を選んで頂ければと思います!

ユウゴ

確かに少し大きいサイズになるとスマートに着こなすのも難しそうですしね!

ヒロ

そうですね。
 
「あえて大き目に着たいんだ!」という方はもちろんそれでも良いと思いますが、まだダウンジャケットに挑戦したことがなく、どんなサイズ感で選べば良いか分からないという方は、まずはジャストサイズを選んで頂ければ間違いないかと思います!

ユウゴ

なるほど!
本日もご説明ありがとうございました!

ヒロ

いえいえ!
 
ということで以上の「Yラインシルエットを意識すること」「キレイめを意識すること」「ジャストサイズを選ぶこと」の3つのポイントを意識して頂き、冬の定番アウターであるダウンジャケットに挑戦して頂ければと思います!
 
また、ポイントの中では省かせて頂きましたが、前回ご紹介させて頂いた「ホワイト」を取り入れて軽さを出すことも同時に意識して頂けるとより良いかなと思いますので、そちらの記事も是非チャックして頂ければと思います!
 
ホワイトで軽さを出す方法はコチラから >
 
今回の内容はYouTubeで動画として配信していますので、気になった方は是非そちらもチェックしてみてください!
 
動画はコチラから >
 
以上、SPUチャンネルでした!

 

 この記事のライター

いわした

ユウゴ(編集長/クリエイター)

みなさん初めまして!入社して3年目。最近では「あ、お前いたんだ」と言われるまでに会社に溶け込んできている「ユウゴ」です!ファッションについてまだまだ勉強中の身ですが、「知っておけばちょっとタメになること」をテーマに動画や記事をどんどん発信していきたいと思います!