2021
09.05

ものづくりに関わることで生まれる愛着と思い。

メンズファッション コラム

こんばんは、岸です。
この前(というか昨日)、初めて博物館に行ってきました。
お目当ては

春夏秋冬/フォーシーズンズ乃木坂46
https://nogizaka-fourseasons.jp/

上野にある『東京国立博物館 表慶館』にて
2021年9月4日(土)~2021年11月28日(日)
の日程で開催しております。

正直、乃木坂46目当てで観に行っていますが、とてもいい時間を過ごせた気がします。
日本美術に描かれた花をメンバーに重ね合わせて、映像とともに表現をしているそうです。
いちど見たくらいでは全く理解が及んでいないんですけど、僕みたいに一度も博物館や日本文化財に触れていなかった人たちはたくさんいると思います。
そんな人たちが初めて触れる機会としては申し分ないのではないかなと思いました。

天窓から射す光をそのまま使っているので、天気、時間によって違う印象を受けるそうです。
今度は夜に行ってみたいと思います。

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すでに商品ページが完成しているので、ご覧になった方もいるかと思いますが、SPUの新定番となるブロードシャツが完成しました。
今まで機会がなかったので初めて話すことになると思いますが、SPUのモノづくりは基本的にバイヤー主体で進行します。
つまり、実は店長である私は絡んでいない商品のほうが多いです。(というより、今までは全くと言っていいほど絡んでいません。)
ただ、昨年の冬ごろから、少しずつバイヤーとスタッフが一緒になってものづくりをするようになりました。

理由は2つ。
ひとつは、今まで僕が紹介して皆様に購入してもらうものを、僕が知らないということに気持ち悪さ。
『店長』と言っているわりに変な話ですよね。

もうひとつは、単純にものづくりに携わりたい気持ち。
販売する立場の人なら、誰しも憧れを抱くようになることかなと思います。

『モノづくりをする』というと、何かすごいことをしているかのように聞こえますが、実際のところは

『生地はこっちがのほうがいいよね』
『着た時のシルエットはこうがいいかな』

とか、ほかのスタッフと一緒になって意見交換をするようなイメージ。
実際に進行しているのはバイヤーという構図は何も変わらないですが、それでも実際に販売前にモノを見て、触って。
そうしていくうちに生まれるのは『愛着』と『思い』です。
サンプルをいくつか重ねていくのですが、思い描いたものができていくと自然と愛着が沸き、自分で着たい、皆さんに見せたいといろいろな思いが生まれてきます。
いわゆるドメブラとか、デザイナーズブランドのようなモノづくりではないですが、このようなことができる環境に感謝しています。

そんなこんなで、SPUがニュースタンダードと銘打つブロードシャツとワイドテーパードスラックスが完成しました!
ちょっと改めてそれぞれの記事を書こうと思っていますが、シンプルにイイです。
今までSPUのアイテムは細身が多く、それを好きと言ってくれるユーザーの方もいらっしゃいましたが、世の中のトレンドが変わってきている中で、適応するアイテムがないのが悩みでした。
今回のシャツとスラックスは確かにトレンドを反映させていますが、反映させすぎていないのがポイント。そして『誰が着用してもサマになる』がコンセプトです。
もっとこうしたいという改善点はありますが、満足のいくアイテムができました。
ぜひ一度手に取って、体感していただきたいです。

https://sputnicks.jp/c/items/tops/shirt/spu210338
■セミワイドブロードレギュラーカラーシャツ

https://sputnicks.jp/c/items/bottoms/slacks-pants/spu210340
■TRワンタックワイドテーパードスラックス

このシャツとスラックスは一緒に着用することを想定して作っています。
ページに掲載しているスタイリングでも一緒に着用してるものが多いので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

先日のインスタライブでは、僕を含めスタッフと一緒にご紹介させていただきました。
アーカイブを残してあるので、気になる方はぜひご覧ください。

https://www.instagram.com/spu_official/
■SPU公式インスタアカウント

ではまた次回!
最後まで読んでいただきありがとうございました。